“自分自身を生きれて来れなかった”あなたへ「本当のあなたってどんな人? 何が好きで、何が嫌い? そして真に望むモノは何?」

生きづらい、自分の価値がわからない、虚しい、孤独、消えたい…居場所がない、アダルトチルドレン … 独りで そんな想いを抱えてませんか。 わたしと一緒に あなたの潜在意識の底の”本来の あなた”に逢いに行きましょう。 あなたの真の願いに触れる為に。 そして あなた自身に戻る為に。

自己肯定感の物語 ”ただ、ただ、あの人の笑顔が見たいから”

前にグレーテルのかまどというスイーツを物語と共に

とりあげる番組でそのお菓子は見たことがありました。

 

なんて綺麗なんだろう…

 

思わずそう呟いてしまうような美しさと

澄んだ透明感。

 

そのお菓子は琥珀糖。

最近はまるで食べる宝石のような仕上がりに出来るので

家庭でも手作りする人もいらっしゃるようです。

検索すると出てくるそれはそれで綺麗なんだけど、

その人の作るそれは全く違う。

電気の明かりと、太陽の光のような、差、がありました。

 

その人の琥珀糖からは澄んだ音色が聞こえてくるような

その音は宮沢賢治の物語に出てくるような擬音で。

自ら発光するような煌めきの中に、

また水のしなやかさも感じられる、

それはそれは美しいお菓子で、忘れられなくて、

そしたらふと違う番組でそのパティシエさんがいて、

これは見なくては、と。

良かったです、本当に。

これが自分を生きている人なんだ、と

だからあんなに美しい物が生まれるんだ、と。

 

美しいってわたしの言う綺麗さって言うのは

なんというのですかね、華美というより

バランスが取れていて(華美でもバランスと

真心が入っていたらそれはそれで美しいです)

つまりは中身のないゴージャスさではないんです。

 

ではその金蔵さんの物語をシェアしようと思います。

 

その前に。

わたしはよくこうした誰かのストーリーを書きますが

それは心理学的にナラティブ (文芸理論)=”物語”のこと、

 といってナラティブセラピーというものもあります。

どんなものか、

それは”あなたの物語はどんなものでしょう”

あなたのことを語ってください、というもので、わたしは大好きなものです。

わたしの物語って、

なにも大したことなんてないし、

なにもしてないし、出来てないし

って自己肯定感の低い人はなりがちだと思うんです。

 

そう、わたしは思って欲しくないのです。

 

どんな人にも、いやすべての命にそれぞれに

奏でる生命の、そしてその命だけの詩があるのだから。

リズムがあるのだから。

この世にあふれたリズム、あなたの耳には人間の耳には聞くことが出来ない歌がこんなに溢れているのに。

 

そしてそれらに優劣はない。

どれもが素晴らしく、どれもが尊い

それがグラデーションのように重なり、遠くから見たら交じり、

織りなし、地球の時を作り上げているのに。

誰か一人欠けたら、なくなるのに。

なぜ、あなたの物語に価値がないの?

そして誰かの物語に勝つ必要性があるの?

 

物語に大切なのは、

人生にとって大事なのは、

何かあったとか、何かを成し遂げたとか

そういうことが重要ではないのだ、と

あなたの人生の意味はあなたが見出しすことであり、

ナラティブ セラピーの神髄は

あなたが、”あなたの物語”を受け入れること。

それが自己肯定感の始まりです。

わたしは生きてる価値がある、と。

だって

”わたしは、こう生きてきた=物語”、

を受け入れることなんだから。

 

 

さてさて、

パティシエ金蔵さんに戻ります。

誰かを喜ばせたい、それが手先の器用な金蔵さんの

生きる目的でした。

最初はそれでホテルマンとして人を喜ばせたい、

そう職業人生をスタートされたそうですが、

もっとより積極的に、とデザートを食べて喜んでもらえるという理由で20代後半の遅い時期から菓子職人の道に入ったそうです。

その後、フランスに渡ったり、日本でいろいろな店舗に行っても

認められることはなく、弟子入りは叶わない、収入も安定しない。

そんな低迷した時期が続きます。

それでもあきらめず日本でフランスの三ツ星シェフの関係する店舗のパティシエとして入店しますがしばらくして解雇通知をもらってしまいます。

もうじき店を去らねばならない…そんな時にそのシェフ自身がフランスからやってきます。その際、何か店内での試食会的なものが行われます。もうここには居られない、でも店を去るからいいや、と自暴自棄にならず金蔵さんは、そのシェフがダメ出しした部分を期限内にすべて自分の出し切れるやり方でやり直してみせよう、と菓子を仕上げ自分が出来ることはやり切ります。

そしてシェフに手紙を書きます。

もう店を去らねばなりませんが、

「今のわたしの精いっぱいしました、見てください、」と。

 

シェフは答えます。

「ここにはいられない、ならわたしの元に来なさい、

フランスに来たらいい。」

初めて金蔵さんを認めてくれる人が現れました。

そうして彼は日本国内のそのレストランではなく、

フランスの本店へ、そのシェフの元で働くことになったのです。

後にそのシェフの右腕と呼ばれ活躍します。

その後日本に戻って資生堂パーラーなどに勤務後、

自分のお店を開きます。

大繁盛していましたが、ある日、その店を閉めてしまいます。

あまりに忙しくて、お客様も待たせすぎて(繁盛して店の前はいつも行列でした)

心がすり減ったから、と言っていたかな。

 

そして68歳の今、奥様と二人で週末午後だけ、

そして一つの種類の琥珀糖のみの販売をしてます。

菓子製作は平日やっていて、それを週末に、売る。

わたしは最初、琥珀糖だと日持ちがしてそうしたライフスタイルに

合うから選んだのかと思っていました。

 

そしたら違いました。

あのもう亡くなった三ツ星シェフが、彼が30年前に言ったそうです。

「金蔵、こんな菓子は出来ないかな」

それが結晶化をしきっていない生の部分がある

金蔵パティシエしか作れない琥珀糖です。

その時はまだ形に出来なくてシェフに作ってあげられなかったそのお菓子を、今、金蔵さんは作っている。

 

 

金蔵さんは、シェフと初めて出逢った時、彼と目があったそうです。目が合って近づいてきた。それを鮮明に覚えている。

そしてここはダメ、これはダメ、これは良い、と率直に言ってくれ、

金蔵さんは、これはダメ、に必死で応えたら、

彼は満面の笑みを浮かべて言った。

「いいね、金蔵」と。

初めて自分を認めてくれた人。

引き取り導き、育ててくれた人。

そして自分の努力と才能と工夫を認めて、

自分の作品に満足して笑ってくれた、人。

その人の為に。

あの人の笑顔が見たい、それが金蔵さんの生きる意味。

 

それを陽が燦々と注ぐ、明るい窓辺のあるキッチンで。

琥珀は何年も時を封じ込めるタイムカプセルだけど、

あの琥珀糖には金蔵さんのシェフへの愛が、

そしてお客さんと奥さまへの想いと、

太陽の煌めきが閉じ込められてる。

(通常お菓子作りは温度管理等で太陽光は×ですから特別です)

 

 

奥さまも身体が繁盛店だった頃、

あまりに忙しくて壊してしまったのですが、

でも今でも接客をするのが楽しい、生きがいだ、と。

でもいっぱいは働けない。

週末の午後だけ、夫婦二人で。

二人が出来る範囲で、それ以上は、いらない。

平日作った琥珀糖は半分が来た人に試食になるそうです。

でも、わっと驚いてくれる、喜んでくれる、その笑顔が見れる。

わたしは食べてないからわからないけど、

でも食べた人が言っているのを聞くと、

香りがそのまま封じ込められたようなそんな風に感じられるようです。

 

お菓子への情熱、

お客様がびっくり喜んでくれることへの想い、

妻の希望と生きがいと感謝と

そしてシェフ、あなたへ

あなたの願いと笑顔の為に

金蔵さんは作っている。

 

奥さんの体調もいつ暴走するかわからない。

明日かもしれない、10年後かもしれない。

でも、今たとえ辞めても悔いは全くないと。

続けられるだけ、続ける。

やれるだけ、やる。

未来のことは考えない。

 

わたしは今、を生きているから。

 

だって、

琥珀糖を作っている時、

笑顔でシェフがそこに居る

作ればまた、そこで逢えてる

あなたの為に、あなたの笑顔が見たくて

そんな人と出逢い、その人と生きれた金蔵さんは幸せ

 

琥珀糖を作っている時の金蔵さんの笑顔が

愛おしそうに触る手が、あまりに暖かくて、

幸せそうで、本当に何度も観たい良い番組でした。

 

シェフのきんぞう、と言う呼びかけが心に一番残ったので

あえて伝説のパティシエさんですがあえて”金蔵さん”と書かせて頂きました。

これが金蔵さんの琥珀糖

 

 

わたしがサードアイが閉じてる、心が固い、とか

指し示している人は何か悪いことをしている人ではありません。

(たまに犯罪を犯してしまっている人もいますが)

活躍していない人でもない。

千差万別。

例えば自分で生を終わらせる決断をされて逝ってしまった若く綺麗な俳優さんも良いことをいっぱいしていた。

そしてとても活躍していた。

そしてとても人気があった。

 

けれど、彼はとてもとても無理をしていたのです。

 

彼は幸せに誰かをしたけど、彼の想いと努力、

また財力などは搾取されてしまっていた。

または報われていなかった。

彼が本当に欲しい物、は手に入れられなかった。

(人が羨むものはいっぱい持っていたけど。

本当の引き寄せで巡り合うのは、本当の望み、ですから)

 

それでは彼は幸せじゃない。

 

彼も心からその人の為に、して、そしてそのした人から

貰う何か、があって双方が循環しているか、

それとも一方的なものか、本心から望んだものが手に入っているか、ということなのです。

 

でも彼はきっとあげるばかりが多すぎて、

(ボランティアなどをした人からはお礼やらもらっていたと

思います、でも”彼が欲しかったもの”は別にあって

それはどうしてももらえないもので、それに対し飢餓感が

あった、と言えばわかりやすいでしょうか。

彼に関して言えば、親からの本当の愛、かと思います)

 

でも、それを認めることがつらいから閉じこもるしかなくて、

結果、彼は自分で命を終わらせることを選んだ。

とても綺麗な人でした…残念です。

 

そうした他人の状態を、わたしは感覚で感じとり、

自我を閉ざした人(サードアイを閉じている)と表現しています。

それしかわかりません。

ただはっきり分かることは知名度とか収入とか何をしたかしないからとかそうしたものは関係ない、ということです。

人が幸せに生きている、ということとは。

 

 

だって金蔵パティシエだって

成功って概念で見たら再三度外視したような今の経営より、

昔の弟子がいっぱいいて、

お客様がひっきりなしに来ているようなお店を運営している、

 

または年齢を重ねたら監修という形で自分は店には立たないで

弟子にやらせてもいいだろうし(ネットワークビジネスというかアメリカ発のビジネスに多いですね)

 

でも、そうじゃない。

 

確かに美味しいもの、が引き継がれることは

わたしたちの側からしたら望みたいところだけれど、

でも、わたしはあのお菓子は金蔵さんがたった一人のシェフの為に作ったものだから、ほかの誰も作れなくていいと思う。

そうしたらその想いを侵すことになる、だからそっとしてほしい

サンクチュアリにしたいと願うそんなお菓子でした。

 

レシピ通りに作ったら形は出来る人はいるだろう。

でも、心がそこまでこもることはない。

だから金蔵さんがやめたら、その時共に、があのお菓子には

相応しい。しかし食べた人の心には永遠に残るでしょう。

あれは、美味しい、あんなものは後にも先にもあの人しか作れない、と。

本当の琥珀は何万年の刻を超えて、

生き物や空気を閉じこめるタイムカプセル。金造さんの琥珀糖には金造さんの気持ちと愛が封じ込められてる。

 

 

どうぞ金蔵さんと奥様、

お二人がどうぞ健やかに、

そして皆さんの笑顔と共に、善き日々が丁寧に積み重ねられることを心よりお祈り申し上げております。

 

願わくば、一日でもその日々が長く続きますよう。

 

 

 
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